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きっかけは顕微鏡写真でした。このでんこみ.netの準備中に参加した歯医者さんの勉強会でのことです。顕微鏡写真の活用方法があり、実際に私の口の中を顕微鏡で見ることになったのです。 そのときの衝撃は今でも忘れられません。今まで見たこと無いような微生物がとんでもない数でうごめいているのです。 「な、な、な、なんですかこれは! こんなのが僕の口の中にいるんですかぁ!?」 思わず大声を出してしまいました。元気に動くニョロニョロたちは、まるで小学校の理科の実験で見たゾウリムシやミジンコのようでした。心拍数は跳ね上がり、なんだかめまいもしてきます。
「これが○○菌でこれは××菌ですね。」 「先生、そんなことはいいです。ぼくは、どうしたらいいんですか?」 前のめりになっていく自分・・・・・・。 「この○○菌は嫌気性といって空気が嫌いなんです。だから、ブラッシングをして空気と唾液を十分に送り込めば大丈夫ですよ」 「空気を送り込むんですか?」 「そうですよ。歯を磨くのは汚れを落としたりするだけでなく、これらの細菌に空気を送り込んで繁殖を抑えるという役割があるんですよ」 頭の片隅でランプが点滅したような気がしました。 ・悪さをする細菌がいる。弱点は空気だ → 汚れがたまると空気に触れなくなったその細菌が喜ぶ → ますます数が増える → 歯や歯ぐきに悪さを始める だから ↓ ・ブラッシングをする → 歯の汚れを取り除き歯の隙間に空気を送り込む → 空気が嫌いな細菌は元気が無くなる → あのニョロニョロの微生物が減る → 口の中の衛生が保たれる 「なるほど!! 先生、歯を磨きます。磨きますとも。いや、磨かせてください。そうすれば、あのニョロニョロは減るんですね!」 「そうですよ」
理由と目的が明確になった瞬間でした。以後わたしは毎食後に歯を磨くようになりました。これが先ほどの『型』の話に出てきた「心より出でて型に至る」ということです。 そして、歯やお口の健康を考えるようになり、食事の捉え方も変わってきました。一つの型を通じて生活や生き方まで変わりつつあるのです。 でんこみ.netで『道』を例えに出したこと、合点がいきましたか? ですから、私は新たに『歯道』という考え方をでんこみ.netの中心に据えたいのです。 先生方に聞いてみると先生方にも通じる考え方のようです。
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